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熊本地震から5年、被災した東海大キャンパスの記憶、語り継ぐのは「知らない世代」 学生語り部、最後の語り – 塩畑大輔

私には、語る資格はあるのか。経験してもいない地震のこと。住んだこともない「理想郷」のこと。葛藤しながら、それでも語り部を続けた4年間で、見えたものとは。学生生活最後の「語り」に、彼女はすべてを込める。3月19日、熊本県・南阿蘇村。開通したばかりの「新阿蘇大橋」は、多くの観光客でにぎわっていた。橋のたもとにある展望台目当てに、乗用車が次々と駐車場に流れ込んでいく。だが、その軽自動車だけは付近をすり抜…全文読む
Source: BLOGOS