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マイクロソフトが「次世代のWindows」をいよいよ発表へ――米国時間6月24日 ほか【中島由弘の「いま知っておくべき5つのニュース」2021/5/27~6/3】

 オムロンヘルスケアと京都大学が共同研究「健康医療AI講座」を新たに設置すると報じられている(CNET Japan)。研究テーマの1つめは高血圧患者の血圧値改善のための新たな血圧管理方法の創出、2つめは突然発症するため難しいといわれていた、脳・心血管疾患の発症における早期発見だとしている。「日常生活におけるバイタルデータ(体重、体組成、活動量、ナトカリ比など)と、生活習慣データ(喫煙、飲酒など)から個人に最適化された血圧管理方法を導き出すAI技術」を新たに開発するとしている。これにより「より早く脳・心血管疾患の発症の予兆を検知し、治療につなげる」ことが期待される。医療と最新の情報処理技術の組み合わせによるイノベーションは日進月歩で、これまでは画像診断でのAIの利用が多く発表されてきたが、今回はバイタルデータから脳・血管疾患の予兆を検知しようということでさらにその応用範囲が広がったかたちだ。
Source: インターネットwatch