高校通算本塁打の最多記録111本の記録を持っていた清宮幸太郎選手。期待のスラッガーとしてプロ入りを果たしましたが、なかなか思ったような成績を残せていません。最近のシーズンでは、徐々に一軍の舞台に慣れ、結果を残し始めました。そこで今回は、清宮幸太郎選手の今までの実績と今シーズンのオープン戦での成績を紹介していきます。
Contents
目次
- 1. 清宮幸太郎選手のプロフィール
- 2. 高校時代の活躍
- 3. 日本ハムファイターズ入団
- 4. 今シーズンのオープン戦での成績
- 5. 清宮幸太郎選手の強み
- 6. まとめ
清宮幸太郎選手のプロフィール
清宮幸太郎選手は、1999年生まれの現在23歳。早稲田実業高等部に進学し、甲子園出場やU-18日本代表に選出される活躍を見せ、2017年のドラフトでは、7球団が競合。北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得し、入団。現在、プロ6年目。ポジションは内野手です。
高校時代の活躍
清宮幸太郎選手は、早稲田実業高等部の3年間で積み上げた本塁打は111本。この記録を残せたのも、1年からチームの主軸を任せられていたからです。1年生の夏の甲子園では、2試合連続本塁打を記録し、U-18日本代表に選出。2年生では、秋の新チームからキャプテンに就任。清宮幸太郎選手が、チーム引っ張るバッティングを見せ、秋の東京大会優勝・明治神宮大会準優勝に貢献。その後、最終学年として迎えた夏の大会は西東京大会の決勝戦で敗れてしまい、甲子園出場は叶いませんでした。ですが、今までの実績が評価され、U-18日本代表に選出され、主将として大会に出場。公式戦で通算70試合に出場し打率.405・29本塁打・95打点の成績が評価され、北海道日本ハムファイターズに入団。
日本ハムファイターズ入団
プロ1年目は、故障などで開幕1軍入りを逃すも、2軍で結果を残し、5月1軍デビュー。デビュー試合からヒットを記録し、5月9日にはプロ初本塁打。この本塁打で、デビューから7試合連続でヒットを記録し、新記録を樹立。上々のデビューを飾りました。プロ2年目は、オープン戦で故障し、5月に2軍で実戦復帰。その後、1軍登録され80試合に出場。球団通算8000号のメモリアルアーチを放つなど7本塁打を記録しました。プロ3年目は、故障などなく年間通して試合に出場。ですが、96試合で、打率.190となかなか思ったような結果を残せないまま、シーズン終了。翌プロ4年目は、イースタン・リーグで19本の本塁打を記録するも打率.199と結果を出せず、1度も1軍昇格なくシーズン終了。
5年目のシーズンは、新監督の新庄監督に減量指令を出され、減量に取り組んだ結果、プレーにキレが出始めました。5月の試合で2打席連続本塁打を放つと、7月にプロ入り初の2桁本塁打を記録。オールスターにも選出され、サヨナラ本塁打を放つ活躍で、最優秀選手に選出。その後の9月の試合では、プロ初の満塁本塁打。プロ入り後、自己最多の129試合に出場。18本塁打・55打点の記録は球団1位の記録を達成。
今シーズンのオープン戦での成績
清宮幸太郎選手は、昨シーズンの打撃記録が自己最多と球団1位の記録をマーク。昨年以上の記録が期待されるプロ6年目。キャンプ序盤から、順調に仕上がっており、実戦では5番で出場。2月26日のオープン戦で本塁打を放つと、そこから勢いは止まらず、5本の本塁打を放ち、規定打席をクリアしてる選手の中では、最多の記録を樹立しました。途中、14打席連続でヒットがなく、低迷。そこからなんとか持ち直し、結果を残すことができました。オープン戦での結果が評価され清宮幸太郎選手は、プロ初の開幕スタメンで、プロ6年目のキャリアをスタートします。
清宮幸太郎選手の強み
清宮幸太郎選手の強みは、スイングの柔軟性です。パワーで遠くに運ぶタイプではなく、スイングの技術でボールを遠くに飛ばすことができるタイプなので、長距離打者はなく、中距離打者と言われています。清宮幸太郎選手は、スイングの技術を磨くために、昨シーズンからパ・リーグを代表する柳田選手の自主トレに参加。打撃の技術を学び、昨シーズンはキャリアハイの本塁打を記録。その要因として、以前は引っ張る打球は強く打てていたが、逆方向の打球は弱かったそうです。ですが、今は柳田選手の指導により広角に打てる技術を習得し、オープン戦では逆方向への本塁打を放ち、技術に磨きがかかっています。今シーズンは、どこまで記録を伸ばすことができるか楽しみです。
まとめ
高校通算111本の本塁打を記録し、期待の新人として北海道日本ハムファイターズに入団した清宮幸太郎選手。プロ入り後、数年はなかなか結果を残すことが出来ず、苦労していました。ですが、新庄新監督の減量指令や柳田選手との自主トレにより、少しずつ変化が見られ、技術に磨きがかかってきています。清宮幸太郎選手の真価が問われるプロ6年目。オープン戦で結果を出した勢いを維持し、レギュラーシーズンで昨シーズンの自己最多記録を上回る活躍を見せ、チームの勝利に貢献できる活躍を見せて欲しいです。
Source: appbank