Appleが、10月31日に「特別なイベント」を開催することを告知しました。イベント開催の一週間前という異例のタイミングでの発表ですが、これまでのリークではいくつもの新製品登場が示唆されています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:MacRumors ,9to5Mac
「MacBook Pro」「iMac」新モデル発表をガーマン氏が予測
テックメディア「MacRumors」が共有したガーマン氏のレポートでは、Appleは10月末に新しいMacを発表する準備をしていることが示唆されていました。
Gurman noted that Apple retail stores are now in short supply of the iMac, 13-inch MacBook Pro, and 14- and 16-inch MacBook Pro, and many configurations now will not arrive until mid-November, in what he believes is “a clear sign that something is about to happen” regarding these three machines.
— 引用:9to5Mac
訳:ガーマン氏は、Appleの小売店では現在、iMac、13インチMacBook Pro、14インチおよび16インチMacBook Proが品薄状態であり、多くの構成が11月中旬まで入荷しないことを指摘し、これら3機種に関して「何かが起ころうとしている明確な兆候」だと考えている。
発表される可能性が高いのは、24インチ「iMac」、「MacBook Pro」3機種の新モデルです。
現行の24インチ「iMac」は2021年4月に発表され、デザインのリフレッシュとM1チップの搭載が行われました。AppleがM3チップを発表する準備が整っているのか、M2チップを搭載するだけなのかはまだ不明です。
一方、13インチ「MacBook Pro」は、M2搭載で2022年6月に発表されています。このモデルは例年「MacBook Air」の新モデルと同時に発表されていますが、デザインは長らく更新されていません。
14インチと16インチ「MacBook Pro」の現行モデルは2023年1月に出たばかりで、同じ年に新モデルが登場するのは異例です。ガーマン氏はこれについて「同じ年に追加アップデートが行われるのは異例だが、考えられないことではない」と述べています。
ガーマン氏はまた、M3チップを搭載した「MacBook Air」の次世代モデルは2024年初頭まで発売されないという噂や、32インチの「iMac Pro」などは2024年後半か2025年に予定されているという噂を繰り返しました。
「iPad」シリーズ新モデルも3機種登場の可能性
テックメディア「9to5Mac」は、10月17日(火)にiPadシリーズ新モデルがプレスリリースで発表されると予測していました。この日に発表はありませんでしたが、このときに登場が噂されていたモデルが、代わりに10月31日イベントで発表される可能性もあります。
アップデートが予測されていたのは「iPad Air」と「iPad mini」、そしてベースモデルの「iPad」のリフレッシュです。「9to5Mac」は、これは大幅なデザイン変更ではなく、チップセット変更などのマイナーアップデートになると述べていました。
現行モデルの第5世代「iPad Air」の発表からは約1年半、第6世代「iPad mini」の発表からは約2年が過ぎているため、アップデートのタイミングとしては最適です。また、ベースモデルの「iPad」はほぼ毎年アップデートされており、現行モデルの第10世代はちょうど1年前に発表されました。
「9to5Mac」によると、第6世代となる「iPad Air」はM2チップに、第7世代となる「iPad mini」のチップはA16 Bionicにアップグレードされるとのこと。
The iPad Air will gain the M2 chip, an upgrade from the current M1 chip, while the upcoming iPad mini will feature the A16 Bionic chip. A rumor this week suggested that with the iPad mini, Apple is looking to address “jelly scrolling,” a phenomenon that causes displayed content to appear laggy and choppy.
— 引用:9to5Mac
訳:iPad Airは現行のM1チップからアップグレードされたM2チップを搭載し、次期iPad miniはA16 Bionicチップを搭載する。今週の噂によると、AppleはiPad miniで、表示されるコンテンツがもたついたり途切れたりする現象「ジェリー・スクロール」に対処しようとしているようだ。
第10世代「iPad」は、薄型ベゼルデザイン、新色、Touch IDサイドボタンなどが追加され、A14 Bionicチップを搭載していました。「9to5Mac」によれば、第11世代モデルでは、「iPad miniがA16を搭載するのであれば、ベースモデルのiPadもそうなる可能性は高い」とのことです。
Appleイベント「Scary Fast.(早いもの見たさ。)」は、日本時間で10月31日の午前9時から開始されます。例年とは違い、深夜ではなく朝の発表となるので、ライブで見る予定の方は注意が必要です。
Source: appbank