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NICT、世界初となる量子コンピューターを利用した屋外多数同時接続に成功。次世代で期待される「10台以上同時接続」に前進 

 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、次世代移動通信システムで期待される同一周波数・同一時間での基地局への複数台同時接続に向け、量子アニーリングマシン(量子コンピューターの一種)と古典コンピューター(非量子の、従来のコンピューター)を組み合わせた新たなアルゴリズムを開発し、屋外実験で4台との同時接続、シミュレーションにおける7台の同時接続を確認した。同機構によれば、量子アニーリングマシンを利用したアルゴリズムを用いて、実フィールドにおける多数同時接続技術(非直交多元接続技術)のオンラインでの実証を行ったのは世界初。
Source: インターネットwatch