昭和から平成、筆者がサラリーマンをしていた遠い遠い記憶では、年末調整を書いたのは12月ごろ。当時は“年末の風物詩”と言われたが、昨今は10月提出の企業もあり、秋の風物詩と呼ぶべきかもしれない。前回第1回は、3枚+1枚の申告書の記入例(早見表)を掲載するとともに、“そもそも年末調整とは何か”などについて説明した。第2回となる今回は、 「令和6年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 年末調整に係る定額減税のための申告書 兼 所得金額調整控除申告書」 という、ウルトラハイパーアホみたいに長い名称の申告書について記入手順を詳しく見ていこう。
Source: インターネットwatch