登山に欠かせないものといえば“地図”と“方位磁石(コンパス)”。その方位磁石が指し示す北(磁北)と本当の北(真北)のズレに関わる大きなニュースとして、国土地理院が今年2月、最新の地磁気の地理的分布を表した「磁気図2020.0年値」を公表したのをご存じだろうか? この磁気図には、方位磁石が指し示す北(磁北)と、本当の北(真北)とのズレの角度(偏角)の値が記載されており、5年ごとに公表されている。今回は8月11日の「山の日」を前に、この偏角とはどのようなものなのか、また、スマホの地図アプリやウェブ地図サービスとどのような関係があるのかを考えてみよう。
Source: インターネットwatch