【MLB】吉田正尚選手がメジャー初ホームラン!! グリーンモンスターは何故あるの…!?

今年のWBCで侍ジャパンを牽引し、大活躍した吉田正尚選手。今シーズンからは、オリックスからメジャーに舞台を移した”マッチョマン”は順調なスタートを切っていますね！何と言っても、4月3日に行われたパイレーツ戦でのビッグモンスター超えの衝撃HRは、世界中に大きなインパクトを与えました。この”グリーンモンスター”とは、メジャーリーグ名物の大きなフェンスのことですが、なぜ誕生したのでしょうか？今回は、吉田正尚選手のHRとグリーンモンスターについてピックアップしました！

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Contents

1 目次
2 吉田正尚選手の経歴は？
3 選手としての特徴は？
4 吉田正尚選手のグリーンモンスター越えホームラン！
5 グリーンモンスターとは？
6 なぜグリーンモンスターは設置されたの？
7 グリーンモンスターを越えたから特大ホームランというわけではない
8 吉田正尚選手に期待するファン達！
9 吉田正尚選手の今後に期待大！
10 最新情報はこちらをチェック！
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1. 吉田正尚選手の経歴は？
- 1.1. 選手としての特徴は？
2. 吉田正尚選手のグリーンモンスター越えホームラン！
3. グリーンモンスターとは？
- 3.1. なぜグリーンモンスターは設置されたの？
- 3.2. グリーンモンスターを越えたから特大ホームランというわけではない
4. 吉田正尚選手に期待するファン達！
5. 吉田正尚選手の今後に期待大！

吉田正尚選手の経歴は？

吉田正尚選手は、1993年7月15日生まれの福井県福井市出身のプロ野球選手です！　ポジションは外野手で、右投げ左打ち。大学時代に1年春の春季リーグで4番打者として活躍し、日本代表に選出されるなど注目を浴びていました。やはりドラフトで指名される選手は、学生時代から一目置かれる存在だったんですね！　
2016年にドラフト1位で、オリックス・バファローズに入団し、20年と21年には首位打者に輝きました！日本球界屈指の左打者で、WBCで活躍したのも記憶に新しいですね！

選手としての特徴は？

身長173cmと、プロ野球選手の中では平均以下です。ですが、豪快なスイングからのミート力と長打力、選球眼すべてが並外れています。「シーズン通算70個以上の四球」「シーズン通算30個以下の三振」の2つの条件をクリアした首位打者は史上3人目です。2022年オフにポスティング制度を利用し、2023年からはボストン・レッドソックスでプレーしています。

二刀流の大谷翔平選手や、各球団の中軸のバッターなどは180cm以上が当たり前ですよね。吉田選手は、あくまでホームランバッターにこだわっているそうです。身体を見ると筋肉が凄くて、「マッチョマン」という愛称までついています！　メジャーでHRを放つまでいくのは尋常じゃない努力の結晶でしょう！

吉田正尚選手のグリーンモンスター越えホームラン！

吉田正尚選手が4月3日(日本時間4月4日)に、本拠地フェンウェイパークで行われたパイレーツ戦で、グリーンモンスター超えのホームランを放ちました！　4番を任された吉田選手は、2点を追う1回の第一打席が回ってきます。高めの球を逆方向に引っ張るような打球で、グリーンモンスターを超える同点2ランホームランを打ったのです。吉田選手らしい豪快なホームランでした！

グリーンモンスターとは？

「グリーンモンスター」とは、ボストンの球場フェンウェイパークのレフト側に設置された巨大なフェンスの愛称です！　フェンウェイパークは、現在吉田選手が所属している、ボストン・レッドソックスの本拠地ですね。
高さは11・3メートルの左翼巨大フェンスで、1934年に設置されました。1947年に緑一色に塗ったため「グリーンモンスター」と呼ばれるようになったのです！

なぜグリーンモンスターは設置されたの？

なぜ普通の球場のままではなく、グリーンモンスターが設置されたのでしょうか？それは左中間までの距離が関係しています。ファンウェイパークの左中間までの距離は、310フィート(約94.5メートル)しかありません。例としてプロ野球球場の広さを見てみましょう。ホームランが出やすく狭いと言われている東京ドームは、左翼席まで約110メートルとされています。
これではホームランが量産されてしまうのです。それを防ぐために、高さ37フィート(約11.3メートル)の巨大なフェンス、通称「グリーンモンスター」が設置されました。

グリーンモンスターを越えたから特大ホームランというわけではない

今回の吉田正尚選手の逆方向への豪快HRや、大谷翔平選手の右手一本グリーンモンスター超えのホームランなどの記事では、「あのグリーンモンスターを越えた！　特大ホームラン！　」と大々的に報じられますよね。しかし、グリーンモンスターを超えたからと言って、ホームランの飛距離が長いというわけではないようです。

今回の吉田正尚選手のホームランの飛距離は、118.9mでした。メジャーリーグでのホームラン平均飛距離は、400フィート(121.9メートル)前後ですから、平均より下ということがわかります。過去には332フィート(約101メートル)でHRになったこともあり、飛距離は関係なく角度さえつけば超えることがわかるでしょう。グリーンモンスターのあの高さをボールが超えていくため、特大ホームランに見えてしまいますよね。ですが、逆方向にあの打球ですから、凄いことには変わりありません！