「昔々、ハリウッドで……」
クエンティン・タランティーノ監督最新作にして9作品目の映画。
バイオレンスを貫く監督ですが本作は打って変わって1969年8月9日のハリウッドを舞台に
様々な出来事がある事実へと誘う物語です。
実在の事件を元にIfの世界線を繰り広げる、まさにフィクションとノンフィクションの世界へ導入する本作を紹介します。
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Contents
目次
- 1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドとは?
- 2. 見どころポイント3選
- 2.1. ①なんと言っても豪華共演ディカプリオ×ブラピ
- 2.2. ②シャロンテート殺人事件とは
- 2.3. ③タランティーノ作品について
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドとは?
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。スターへの道が拓けず焦る日々が続いていた。そんな彼を支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、親友でもある。エンタテインメント業界に精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。自分たちとは対照的な二人の輝きに触れたリックは、俳優としての光明を求めイタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが—。
(引用元:ワンスアポンアタイムインハリウッド公式サイト)
キャスト
監督
クエンティン・タランティーノ
製作
デビッド・ハイマン シャノン・マッキントッシュ クエンティン・タランティーノ
脚本
クエンティン・タランティーノ
出演
レオナルド・ディカプリオ
ブラッド・ピット
マーゴット・ロビー
マーガレット・クアリー
ティモシー・オリファント
ジュリア・バターズ
オースティン・バトラー
ダコタ・ファニング
ダミアン・ルイス
アル・パチーノ
カート・ラッセル
マイケル・マドセン
他
タランティーノ作品の常連から映画「エルヴィス」のオースティン・バトラー も出演。
出ているキャストがとにかく豪華!
みどころ
なんと言っても豪華キャストが集結
メインで出てはこないが「アル・パチーノ」「カート・ラッセル」「マイケル・マドセン」など
周りを囲むキャストも豪華です。
本作は全編クライマックス。一つの事件に向かって様々な出来事がカウントダウンのような形で表現されていく。
まさに結末がどうなるのか気になりながら物語に入っていきます。上映時間自体は161分と長編だが飽きの来ない言葉の言い回しなどはさすがタランティーノ監督。
見どころポイント3選
本作はタイトル通りまさにノンフィクションを舞台に描くIfの世界のハリウッド。
1969年8月9日ハリウッドで何が起きたのか?
事実として登場人物の中で「シャロンテート」「ブルースリー」が実在の人物として
描かれており他は架空の人物が物語を彩ります。
その「シャロンテート」が襲われる残酷な事件が1969年8月9日に起きた事実があり
ラスト13分に映画の中で起こる結末に心が動かされる事間違いなし。
下記をポイントとして解説をしていきます。
①なんと言っても豪華共演ディカプリオ×ブラピ
②シャロンテート殺人事件とは
③タランティーノ作品について
①なんと言っても豪華共演ディカプリオ×ブラピ
今までこんなにワクワクする共演があったでしょうか!?
重なる時代を切磋琢磨した大物俳優が共演。
しかも役柄がディカプリを演じるリックを支えるスタントマン役がブラピ演じるクリフ。
これだけでも心躍るのに、2人がバディのように意思を共有するとなると
それだけでも見る価値ありです!
2人が演じるキャラが観客を当時のハリウッドへ誘ってくれます。
②シャロンテート殺人事件とは
自由の国アメリカが生んだチャールズ・マンソン
60年代後半のアメリカはまさにカオスだった。ヒッピー文化が若者たちの中で急速に浸透。そんな時代現れたチャールズ・マンソンは1967年の仮釈放の時点で人生の半分以上を施設、あるいは刑務所で過ごしてきた。そんな彼が軍団を募り、教祖のように力を増して行く。そして事件は起きてしまった。
ミュージシャンになりたくて「シエロ・ドライブ10050番地」に住むテリー・メルチャー会いに行くが、「メルチャーは引っ越した」と、ぞんざいに追っ払われたことに激昂。それが引き金に後日この事件が起こってしまう。引越し後に住んでいたシャロンテートが狙われることに。
(引用元:「シャロン・テート殺害事件」と「マンソン・ファミリー」を解説! 予習バッチリ!! タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)
③タランティーノ作品について
記念すべき9作品目
「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」から映画史に残る過激で、映画マニアも唸るマニアックネタを作品に注ぎ込んできたタランティーノ監督。まさに映画オタクの彼だが、本作含め近年は実在の事実を題材に架空のストーリーにすることが多くなっている。「イングロリアス・バスターズ」では第2次世界大戦下のナチス討伐へ動く軍隊を描いており、「ジャンゴ 繋がれざる者」アメリカの歴史上避けれない奴隷問題を題材にマカロニウエスタン作品を作成。
次回が監督最後の作品になるとかならないとか。
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Source: appbank