7月12日、今年の3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏が「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。メジャーで活躍を続ける大谷翔平選手に言及しました。オールスター出場に向けてエールを送るだけでなく、驚きのコメントまで飛び出しています! 見ていきましょう!
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Contents
目次
- 1. 栗山氏の経歴を振り返る!
- 1.1. 東京学芸大学で二刀流の大活躍!
- 1.2. 難病メニエール病を発症……
- 1.3. 「ミスタースワローズ」の下で猛練習!
- 1.4. 難病に負けず、ゴールデングラブ賞を獲得!
- 1.5. 120パーセントの努力をすることがプロの世界で生きていくための最低条件
- 2. 栗山氏が大谷選手に送った言葉とは?
- 2.1. ファイターズ時代は結構禁止していた
- 2.2. WBCでも止めたときもあった
- 3. 栗山氏の発言に注目!
栗山氏の経歴を振り返る!
ここでは栗山氏の経歴を振り返っていきます。監督としての栗山氏は記憶に新しいですが、選手としての経歴はあまり知らないという方も多いのではないでしょうか? 見ていきましょう!
東京学芸大学で二刀流の大活躍!
栗山氏は東京都小平市出身。小学校時代に兄の誘いで軟式野球を始めました。中学校では一度野球から離れ、バレーボールに打ち込みますが、創価高校野球部の熱心なスカウトを受け、野球に復帰します。
創価高校では惜しくも甲子園に届かず。東京学芸大学へ進学しました。東京新大学野球連盟での通算成績は、ピッチャーとして25勝8敗、バッターとして打率3割8分9厘という並外れた成績! まさに二刀流ですね! そして社会人の朝日生命を経て、ヤクルトスワローズへ入団しました。
難病メニエール病を発症……
1年目にして一軍デビューを果たした栗山氏ですが、2年目に試練が訪れます。平衡感覚がおかしくなるメニエール病という難病を発症。ボールは重なって見えるなど、プレーに支障をきたすようになります。しかし栗山氏はその病気を隠して試合に出続け、ジュニアオールスターズにまで出場しました! すごい根性ですね!
3年目にはライトのレギュラーに定着。規定打席には届きませんでしたが、3割1厘の好成績を残しました!
「ミスタースワローズ」の下で猛練習!
一度は調子を取り戻した栗山氏でしたが、3年目のオフにメニエール病が悪化。試合中にめまいや立ちくらみを覚えるようになり、長期入院を余儀なくされます。キャンプにも参加できず、調整不足で4年目にはレギュラーを外されてしまいました。
それでも栗山氏はくじけません。「ミスタースワローズ」と呼ばれる若松勉氏の下で猛練習! そして迎えた5年目、キャンプに肉離れを起こして開幕には間に合わなかったものの、6月に復帰! 1番センターに定着して規定打席未達ながら打率3割3分1厘の成績を収めました!
難病に負けず、ゴールデングラブ賞を獲得!
6年目は開幕からレギュラーに定着した栗山氏。シーズン途中からは2番を任せられるようになり、37本の犠打を記録! つなぐバッティングもできるのですね!
序盤は打率3割の安定した成績を残していましたが、6月中旬にまたしてもメニエール病が再発し打率急降下。先発から外される試合も多くなります。それでも病気に負けず、持ち前の守備範囲が評価されて見事ゴールデングラブ賞に輝きました!
120パーセントの努力をすることがプロの世界で生きていくための最低条件
6年目のシーズン終了後もメニエール病の症状は改善せず。コンディション調整不十分のまま、7年目のシーズンを迎えました。新監督に就任した野村克哉監督の意向もあり、ルーキーにレギュラーを奪われるという厳しい現実に直面。さらに右ひじの故障も再発してしまいます。
「120パーセントの努力をすることがプロの世界で生きていくための最低条件」と考えていた栗山氏。それができなくなったとして、現役引退を決断します。潔い引き際でした。
栗山氏が大谷選手に送った言葉とは?
日本ハムファイターズ時代に大谷選手を二刀流として起用した栗山氏。大谷選手が入団した当初は二刀流に対して懐疑的な意見が多く寄せられていました。もし栗山氏が二刀流で起用していなかったら、今の大谷選手の活躍はなかったでしょう! そんな栗山氏は大谷選手にどんな言葉を送ったのでしょうか? ご紹介していきます!
ファイターズ時代は結構禁止していた
スポーツキャスターで栗山氏と現役時代、ヤクルトスワローズで共にプレーした長嶋一茂氏。大谷選手について「ホームランも盗塁も見たい」と言及しました。それを聴いた司会の羽鳥慎一アナウンサーが「(大谷選手の)盗塁見て我々はいつももういい走らなくて。ケガするからと思うんですけど、どう見ているのですか? 」と栗山氏に質問。栗山氏は「僕もいつもそう思ってます。ドキドキしますね。ファイターズ時代は結構禁止していた」と回答。驚きですね!
WBCでも止めたときもあった
栗山氏が監督として世界一に導いたWBCも話題に挙がりました。羽鳥アナウンサーが「(盗塁を)禁止していたのですか? 」と栗山氏に質問。栗山氏は「今回WBCでも止めたときもありましたよ」とまさかの告白! 「1つか2つ(盗塁を)しましたけど、あれは行っていいよ的なサインの中で自分で行くので」とコメント。WBCでの盗塁はベンチからの指示ではなく、大谷選手の判断だったのですね! さらに大谷選手のプレースタイルについて、「(盗塁を)止めておかないと、ケガしたら大変なので。彼はそういうことを考えないので。野球に全力で行くので。その瞬間」とコメント。常に全力プレーで野球少年のように野球を心から楽しんでいるのがうかがえますね!
栗山氏の発言に注目!
栗山氏はWBCを最後にユニフォームを脱ぎましたが、まだまだ大谷選手の活躍が気になるようですね! ドラフトで指名し、二刀流で育て上げたからこそ思い入れが強いのでしょう。今後も栗山氏の大谷選手への発言に注目です!
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Source: appbank