【サッカー】”ピピ”中井卓大選手が新天地? 移籍濃厚クラブとは?

”ピピ”の愛称で親しまれているレアル・マドリード・カスティージャ所属の中井卓大選手が、今夏中にチームを離れるようです。海外メディアによるとその移籍先として濃厚なのは、スペイン3部プリメーラ・ディビシオンRFEF所属のラージョ・マハダオンダというチーム。小学生でスペインの強豪レアル・マドリードに入団し、将来を有望視されていた中井選手に一体何が起こっているのでしょうか？　中井選手がどんなプレーヤーなのかに触れながらご紹介します！

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目次

• 1. 中井卓大ってどんな選手？
  • 1.1. なぜ”ピピ”と呼ばれている？
• 2. 現在の中井選手は？
  • 2.1. この窮地に中井選手は？
• 3. ラージョ・マハダオンダとは？
• 4. まだまだこれから！

中井卓大ってどんな選手？

まずは中井選手についてご紹介します！　なかいたくひろ、滋賀県大津市出身の19歳。スペイン1部ラ・リーガの強豪レアル・マドリードのリザーブチームである、レアル・マドリード・カスティージャ所属のミッドフィルダーです。小学4年生でレアル・マドリード下部組織のテストに合格し入団。日本人初のレアル・マドリード下部組織合格者となりました！

若くして海外に渡った中井選手は2018年にU-15日本代表、2022年にU-19日本代表に選出されており、A代表デビューにも期待がかかります！　そんな中井選手は2020年、イギリスメディアによる「世界で最も才能のある若手選手60名」に選出。国内外で大きな注目を集める選手の1人となっています！

なぜ”ピピ”と呼ばれている？

今や中井選手のことを”ピピ”と呼ぶのが当たり前のようになっていますが、なぜそう呼ばれるようになったのかみなさんはご存じですか？　愛称である”ピピ”の由来はレアル・マドリード入団当時、思うようにプレーができないと「ピーピー泣いていた」ことから来ているようです。私も当時のその動画を見たことがありますが、確かに練習中によく泣いていました。しかし小学生でありながら言葉も通じない環境でサッカーをすることは、大きなストレスだったでしょうし、泣きたくもなると思います。

その可愛らしい姿からついた”ピピ”という愛称がスペイン国内で定着し、日本でも”ピピ君”などと呼ばれるようになりました。サッカー選手が愛称で呼ばれるということは、それだけ知名度が高く愛されている証拠です。中井選手の注目度の高さが窺えますね！

現在の中井選手は？

若くして海外に渡り、大きな期待をされていた中井選手がレアル・マドリードを離れるに至った経緯とは一体どのようなものだったのでしょう？　小学生で下部組織に入団後、レアル・マドリード内で着実にステップアップを重ねていた中井選手。元フランス代表レジェンドのジネディーヌ・ジダン元監督に気に入られ、カルロ・アンチェロッティ現監督からも度々トップチームの練習に呼ばれていました。

ところが昨年2022年から所属するレアル・マドリードのリザーブチームである、レアル・マドリード・カスティージャでのシーズン通しての出場時間は2試合でたったの5分間のみ。これを受け現地では今夏以前から、中井選手のトップ昇格は困難なことや今夏での退団が濃厚であることが報道されており、その移籍先にも注目が集まっていました。

この窮地に中井選手は？

海外メディア「The Athletic」でレアル・マドリードの番記者を務めるマリオ・コルテガナ記者によると「最後の詳細とサインはないが、何事もなければこの日本人は来シーズン、ラージョ・マハダオンダでプレーすることになる」と移籍が濃厚であることを伝えています。

プレー機会を求めての移籍ということですが、どんなビッグクラブに所属していても試合に出ることができなければ、サッカー選手を続けている意味を感じることは難しいということでしょうね。まだ移籍先が完全に決まったわけではありませんが、新天地では多くの出場機会を得られるといいですね！

ラージョ・マハダオンダとは？

中井選手の移籍先として伝えられている、ラージョ・マハダオンダについて少し触れておきます！　正式チーム名はCFラージョ・マハダオンダ, S.A.D.。スペイン・マドリード州マハダオンダに本拠地を置く、現在スペイン3部のプリメーラ・ディビシオンRFEFに所属するクラブです。

クラブの歴史は長く1976年に設立され、設立当初はスペイン8部からのスタートでした。そこから時間をかけ少しずつ昇格を重ね、2018-19シーズンにはスペイン2部に所属しています。中井選手が入団する可能性のある今シーズンは3部からのスタートとなりますが、中井選手の活躍でチームを2部昇格に導いてほしいですね！

まだまだこれから！

レアル・マドリード退団の可能性に消極的な意見も少なからず見られますが、移籍の決断が間違っていなかったことを証明してほしいですね！　実際にあの久保建英選手もレアル・マドリードからレアル・ソシエダに移籍して大活躍！　他にもレアル・マドリードでは構想外となってしまった選手が、新天地を求めた結果大ブレイクを果たした事例も多々あります。

まだ10代の中井選手にはまだまだいろいろな選択肢があるでしょう！　今後も日本の至宝”ピピ”の活躍に注目していきましょう！

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Source: appbank