日本経済新聞社は6月12日、Vision Pro(ビジョンプロ)向けアプリ「日経空間版」を6月28日にリリースすると発表しました。
「日経空間版」は従来のニュースアプリとは全く異なり、3D空間でコンテンツを立体的に見ることができるアプリです。Vision Proの国内発売日である6月28日から、App Store でダウンロードが可能になります。
まずは一部機能のみでスタートし、有料会員向けに提供した後、順次機能を追加予定とのことです。
Contents
■新聞を空間上で一望「Paperium (ペーパーリウム)」
ペーパーリウムは、新聞の全てのページ紙面が空間上に浮かび、全体を見ることができます。ビジョンプロの視線追跡の機能によって読みたい紙面に視線を合わせ指でタップすると、その紙面が手前に近づきます。記事の見出しやテキストを拡大することも可能です。(日経電子版有料会員限定)
AIが抽出、年表のように表示する「StoryFlow (ストーリーフロー)」
ストーリーフローは、興味ある記事の関連記事群を時系列に浮かべて表示する機能です。3D空間を効果的に利用することで、記事の背景や前後関係の理解に役立ちます。(日経電子版有料会員限定)
3D空間を最大限活用したビジュアルデータコンテンツ
リリース企画として、日経電子版で公開されている「『地震列島』日本」を3Dに再構成したコンテンツも公開されます。
このコンテンツはアプリをダウンロードすれば誰でも見ることが可能です。気象庁のデータをもとに、直近約100年でおきた地震が3D空間上にマッピングされ、様々な角度から地震の規模や震源などを閲覧することができます。3D空間を最大限に活用したコンテンツを順次提供予定とのことです。
「b8ta Tokyo – Yurakucho」で「日経空間版」を体験
6月28日から7月11日まで、「b8ta Tokyo – Yurakucho」に日経空間版が出品されます。ストア内で、日経空間版の世界を体験することができます。
Source: appbank