
一般社団法人 Medical Gamification Labo M-terraceは10月16日、医療教育ゲーム『はじめてのNICU2〜退院支援編〜』をiOS・Android向けに無料配信していると発表しました。家族との対話や医療的ケアを題材にしたミニゲームを通じて、NICU(新生児集中治療室)から自宅への退院支援を学ぶ作品です。
前作『はじめてのNICU(探索編)』の続編にあたり、テーマを病院の中から退院後の生活へと広げています。
Contents
退院後の暮らしまで考える物語
NICUからの退院を支える際には、子どもの医療的ケアにくわえて、家族が望む生活や気がかりを知ることも大切になります。本作では、看護学生が長野県立こども病院で実習を行う設定で、家族や地域の支援者と退院の準備を進める過程を体験します。

家族回診や退院支援会議を通じて多職種連携を知る
物語は全6章で構成されています。家族回診や退院支援会議を通じて、家族の思いを聞きながら、これからの暮らしを一緒に考えていきます。

医師、看護師、リハビリ職などの役割と連携を知る場面も用意されています。地域での子育てや生活を支える人々とのつながりにも目を向ける内容です。
会話とミニゲームで医療的ケアにも触れる
プレイヤーは物語を読み、選択肢を選び、ミニゲームを体験しながら学びを進めます。医療やケアを題材にした場面では、操作を通じて内容に触れられるとのことです。

用語を確認できるTIPS機能も備わっており、物語の中で出会う言葉の理解を助けるそうです。
日本語・英語対応でiOS・Androidは無料
日本語と英語のテキストおよび音声に対応しています。iOSとAndroidで無料配信中で、Steam版は近日公開予定です。
看護・医療を学ぶ方、赤ちゃんと家族への支援に関わる方、NICUの退院支援に関心のある方に向けた作品とのことです。
作品情報
作品名は『はじめてのNICU2〜退院支援編〜』で、ジャンルは医療教育ゲーム(ビジュアルノベル・ミニゲーム)です。構成は全6章で、1人プレイに対応しています。
舞台は長野県立こども病院です。配信はiOS・Androidで無料配信中、Steamは近日公開予定となっています。
監修と助成
本作は、信州大学医学部小児医学教室の助教で、同団体代表の三代澤幸秀さんが医師として監修しています。制作には、三菱財団と中山隼雄科学技術文化財団の助成を受けているとのことです。
なお、本作は学習用のゲームであり、医療機器ではありません。疾病の診断・治療や個別の患者への医療上の助言、専門的な研修を代替するものではなく、実際の診療・看護では最新の指針と所属施設の手順に従う必要があるとしています。
Source: appbank