
大日本図書株式会社は7月31日、現役東大生ベンチャーの株式会社アウタークと共同開発したAI解説アプリ『パシャレク』を発表しました。同日にリリースされています。
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撮影した問題をAIが解析し解説スライドを生成
『パシャレク』は、算数・数学のわからない問題をスマートフォンで撮影すると、AIが要点を整理した解説スライドを自動生成するアプリです。
「1問だけ」を短時間で理解できる学習導線を提供することを目指しているとのことです。対象は小学校1年生から中学校3年生で、対応教科は算数・数学となっています。
家庭学習でつまずく「わからない1問」に着目
家庭学習では、子どもが「わからない」と感じた瞬間に学習が止まりやすい一方、解説を読むのが面倒で飛ばしてしまったり、丸付けはしても間違えた問題を放置してしまったりする事情があるとのことです。
保護者が忙しく毎回付き合えない、うまく教えられないといった場面も多く、結果としてテスト前に理解不足への不安が増えてしまうことが課題として挙げられています。同社はこうした状況を踏まえ、「まちがえた1問を、その場で理解する」という点に絞ってアプリを設計したとしています。

撮影から類題確認までの利用フロー
利用の流れは、まず解説してほしい算数・数学の問題を撮影し、必要に応じてトリミングします。続いてAIが問題を解析して解説スライドを生成し、生成の待ち時間にはミニレッスンがランダムで出題されるとのことです。


スライドを見ながら理解を進め、わからない点はチャット機能で質問し、最後に類題で確認するという構成になっています。読む・探す・長時間見るといった負担を減らし、短時間で理解に必要なポイントを押さえる体験を提供するとしています。

学校ワーク・定期テスト対策レベルに特化
『パシャレク』は、中学受験などの高度な問題ではなく、学校のワークや定期テスト対策レベルの学習でつまずく家庭にフォーカスしています。
家庭で起きている困りごとの多くは難関校受験の超難問ではなく、学校の学習のどこかでつまずくことにあるとし、宿題の丸付け後にわからない問題が残ったまま終わってしまうケースや、保護者がうまく教えられずわからない状態が解消されないケースなど、日常の学習課題をピンポイントで支援することを狙っているとのことです。
東大生ベンチャー「アウターク」との共同開発
本サービスは現役東大生ベンチャー企業の株式会社アウタークと共同開発されました。単に答えを提示するのではなく、つまずきやすいポイントを前提に、短時間で腑に落ちる説明順やその問題のポイントのまとめなど、家庭で使われることを想定した設計にこだわったとのことです。
開発担当の大日本図書株式会社パシャレク開発担当部長・中野和浩さんは、家庭学習における課題を指摘します。間違えた問題の解説を読んで理解することが大切である一方、それがうまくいかないと、親も子も「わからない1問」で止まってしまうということです。
『パシャレク』は「撮るだけ」という最短距離で、その詰まりを小さくすることを目指しています。日常の学習にこそ改善の余地が大きいと考え、中学受験ではなく学校のワーク等に特化した設計となっています。
株式会社アウタークの西山瑞生さん(取締役代表)は「生成AIの発展により、誰もが質の高い教育へアクセスできる時代になりました。『パシャレク』では、環境や地域に関わらず、すべての生徒が本質的な理解に辿り着けるような学習体験の実現を目指しています」と述べています。
こんな家庭におすすめ
同社では、以下のような家庭に向けたアプリだとしています。
- 小学校1年生〜中学校3年生の子どもがいる家庭
- 家庭学習で子どもに質問されても教えられず困っている家庭
- 子どもが解説を読む習慣がなく、まちがえた問題を放置しがちな家庭
- 塾を増やす前に、家庭でできる改善策を探している家庭
料金プランと利用特典

料金プランはbasicプランとpremiumプランの2種類が用意されています。
- basicプラン:月額1,280円(税込)、生成回数30回/月、チャット機能・類題機能あり
- premiumプラン:月額2,980円(税込)、生成回数200回/月、チャット機能・類題機能あり
新規登録特典として解説スライド生成が5回まで無料となっており、8月中に登録すると初月利用料が半額になります。対応OSはAndroidで、iOS版は近日リリース予定とのことです。
詳細はパシャレク公式サイトで確認できます。
- パシャレク公式サイト:https://www.dainippon-tosho.co.jp/app/pasha/
Source: appbank